世界一悪いこと
ここ数年「ニッポンすごい」「世界に誇れるニッポンの〇〇」とテレビやネット上で盛んにやっています。外国人に日本のすばらしさを語らせ、それを見て「やっぱり日本はすごい」「誇らしい」と、満足してる日本人が多いのではないでしょうか?
果たして、本当にそうでしょうか?ここでは日本の『世界一悪いこと』を見ていきましょう。
若者の自殺率
先進国7カ国の中で、日本は断トツで若者の自殺が多い国です。
2023年の日本国内での自殺者数は2万1,837人(19歳以下810人、小中高生は513人)でした。
学校でのいじめや人間関係、成績不振、SNSの影響などが原因で不登校になるケースが多く、それが自殺に繋がると考えられています。学校にスクールカウンセラーを置くなど、政府やNPO などが取り組んではいますが、未だ目に見えて成果が出ているとは言えないのが現状です。
精神科病床数
国の失策による不景気が長引き、失業や労働環境の悪化などで、日本の精神障害の方の数が増加しています。特にうつ病などの気分障害の患者数が増えています。また、寿命が長くなったことに伴い、アルツハイマー病を発症する方も増えています。
日本の場合、社会と隔離するための社会的入院が行われているのが、病床数の増加の原因だと考えられています。
また一般疾患の入院日数30日と比べ、精神科の入院日数は10倍以上にもなります。他の先進国(イギリス31%、イタリア0%)と比較して、この入院日数は異常といえます。
寝たきり者数
日本は世界一の長寿国となりましたが、寝たきりの老人数も世界1位と言われています。施設に入所している寝たきり老人が300万人以上おり、自宅で過ごしている人数を含めるとさらに多くなります。
無理な延命治療など、医療業界の問題も浮き彫りになってきています。
農薬の使用量
FAO(国連食糧農業機関)の統計によると、日本は世界トップレベルの農薬大国とのことです。
実はアメリカやヨーロッパ諸国も日本より低く、日本はアメリカの5倍、ヨーロッパの3〜20倍以上を使っています。EUは政策により農薬を減らしています。
日本人は多くの人が「国産が一番安全」と信じているかもしれませんが、少なくとも統計の数字だけを見ると、日本は農薬漬けと言ってもいいでしょう。
食品添加物の数
日本では添加物に関しての規制が厳しくないため、他国で禁止されているものがよく使われています。
世界中で売られている日本ブランドのカップラーメンやスナック菓子も、味が違うということもあるようです。日本で売られているものをそのまま外国で売ろうとしても、禁止されている添加物が含まれており日本からは輸出できないため、その国の基準に合ったものを現地工場などで作って販売しているのです。
GMO(遺伝子組み換え作物)の輸入量、消費量
GMOは、Genetically Modified Organism(遺伝子組換え作物)の略称です。日本は食料自給率が低いため、トウモロコシ、大豆、菜種など、外国からの輸入に頼らざるを得ない状況です。
電磁波を浴びる量
直接目にすることができない電磁波ですが、私たちの周りには家電や携帯電話など、電磁波を出すものは身近にあります。