お塩に関するよくある質問
Q:医師から高血圧で塩分を控えるように言われています。
天日塩は1日にどれくらいなら摂っても大丈夫ですか?
A:まずはじめに「塩分」とは何か?を理解する必要があります。一般的に広く使われるお塩は99%以上が塩化ナトリウムしか含まれていません。塩化ナトリウムしか含まれていないお塩を大量に摂取すると血液中のナトリウム濃度が高くなり、これを薄めようと血管内に水分が取りこまれます。結果、血液量が増え心臓はより多くの血液を全身に流そうとして血圧が高くなります。また、ナトリウムには血管を収縮される働きがある為、さらに血圧があがるのです。
一方、天然の干潟で太陽と風の力だけでつくられた天日塩には塩化ナトリウム以外にも、カリウム、マグネシウム、カルシウムなど多くのミネラルが豊富に含まれています。例えばカリウムには腎臓でナトリウムの排泄を助ける働きがあり、余分な塩分は体外へ排出されて血圧が上がる事はありません。
Q:塩水はどれくらいの濃さで飲めば良いのですか?
A:人間の体液はおよそ0.9%の海水でできています。2リットルのボトルに小さじ1杯程度のお塩で丁度0.5%の海水ができます。あとは適量に飲み易い濃度にお好みで調整してください。
Q:1日にどれくらいのお塩を摂れば良いのですか?
A:決まった量はありませんが、たくさん摂取しても口から摂取したミネラルの余分なものは体外へ排出されます。私達の体はミネラル不足が起こると骨や歯を溶かしミネラルを補います。これらは体外へ排出されず目や細胞に付着し、視力低下・白内障・鼻炎・アトピー・アレルギーの原因になり、臓器や細胞に溜ると結石の原因になると言われています。
Q:海水天日塩なら摂りすぎてもいいのですか?
A:海水天日塩にはカリウムが多く含まれており必要以上のナトリウムは体内には残りません。またRAKUreで取り扱う塩はもともとナトリウムが少ないので「おいしい」と感じる範囲でないと腸が吸収しませんから、安心してお使いください!健康には25g~30g(小さじ5~6杯)が必要になります。
その他のお塩のマメ知識
- RAKUreで取り扱う「3年熟成干潟天日塩」はアルカリ性です。
世界ユネスコ生物圏保存地域に指定された韓国太平塩田で太陽と風だけでじっくりと3年間かけて熟成させたミネラル豊富なお塩です。 - 歯磨き後にお塩で歯茎をやさしくマッサージしましょう。歯槽膿漏の防止、口臭を防いでくれます。
- 風邪を引きやすい季節には塩水でうがいをしましょう。
塩の殺菌効果でウィルスの感染から粘膜を守ってくれます。 - お肉料理には塩をすり込むことで脂肪分を中和し、肉質を柔らかくします。
出汁をとる際など水に塩のミネラルが溶け込むことで導電性が高まり、素材の味を引き出す効果があります。 - 睡眠前にコップ1杯の塩水を飲みましょう。夜中の脳梗塞や心筋梗塞を予防します。
睡眠中も血液は循環しています。血液がドロドロにならないよう、睡眠前にはしっかり水分を補給しましょう。 - お塩は骨粗しょう症の予防にもつながります。
特に女性は閉経後に骨からのカルシウムの溶出が高まりますので、しっかりとミネラルを補って健康な身体の維持に努めましょう。
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