血液の成分と役目とは
血液は体重の約 12 分の1~ 13分の1(7~8%)を占めます。血液はその45%が赤血球、白血球、血小板などの細胞成分で、残り約 55% は液体成分である血漿からなっています。
「水」が主成分である「血液」や「リンパ液」の循環によって酸素や栄養が運ばれ、ウィルスなどの外敵から身を守り、細胞は生きつづけます。
血液循環を正常に保つことが、ひとつひとつの細胞の活性化に繋がり、それが、体全体の活力を生み、免疫力・治癒力を高めます。血液の83%は水です。血液を運ぶポンプの役割を果たす心臓は1分間に約70回拍動し、1回の拍動でおよそ 70mlの血液を送りだします。つまり1分間に約5リットル、1日に約7200リットルの血液が体内を循環している事になります。
血液の巡り方と血管の構造①
血液は心臓を中心にして体全体をめぐっていますが、それには大循環(体循環)と小循環(肺循環)の2のルートがあります。
血管には心臓から体の末端に血液を送る動脈と、体の末端から心臓に向かって血液を送る静脈とがあります。動脈系は、左心室の大動脈口から始まる大動脈という1本の本幹があり、それから枝分かれして全身に分布しています。
これらの動脈はさらに分枝しながら最終的には毛細血管となり、各組織に血液を運びます。毛細血管は再び合流して静脈となり、やがて太い大静脈となってリンパ管と合流して心臓に戻ってきます。このように心臓と各組織との間をめぐるルートを大循環(約 40秒で1周)といいます。
一方、これとは別に心臓と肺との間をめぐる血液のルートがあり、これを小循環(約10秒で1周)と いいます。
小循環では、心臓から肺に行く肺動脈内には、大循環の動脈とは逆に二酸化炭素を多く含んだ静脈血が流れ、肺から心臓に向かう肺静脈内には、肺でガス交換をして酸素を多く含み、きれいになった動脈血が流れています。
血液の巡り方と血管の構造②
血管は、内膜、中膜、外膜の3層からなっています。動脈の壁は拍動性の血流と血圧に耐えられるよう厚く弾力があり、内部の圧が減っても丸い形が保てるようになっています。静脈の壁は薄く柔らかです。
動脈…心臓から出た血液を末梢に運ぶ血管で、中膜の平滑筋と弾性線維により伸縮性と弾性があります。末端は枝分かれして細くなっており、これを細動脈といいます。
静脈…毛細血管に続き、血液を心臓に送り返す血管で、中膜の平滑筋が少なく弾性も乏しくなっています。始まりの部分は細静脈といいます。場所により内膜に半月状の静脈弁を持ち血液の逆流を防いでいます。皮下組織内を走行する静脈を皮静脈と総称しています。
毛細血管…細動脈と細静脈とを結ぶ網目状の血管で最も細い血管(4 ~ 20μm)です。壁は単層の内皮細胞からなり、平滑筋はありません。壁の細胞のすきまを通して、血管内の血液中と組織の間で、イオン化した栄養素、老廃物さらに酸素、二酸化炭素などの物質交換が行われま す。
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